Salon des Sons ← Views Engineer
05

クラシック

Classic
Clavium Aurum
Essay · 部屋について

この部屋の 輪郭

たった16枚だが、 ピアノ独奏の精鋭が揃っている。 Michelangeli・Gilels・Rubinstein・Kissin、 そして 辻井伸行・角野隼人 (Hayato Sumino)・まらしぃ・フジ子・ヘミング

これは クラシック音楽という「教養」の部屋ではない。 もっと狭くて深い ピアニズム という部屋である。 交響曲全集はおいてない。 「タッチ」 と 「呼吸」 で選ばれた17名の手の動き。

辻井伸行 → Hayato Sumino → まらしぃ という日本の系譜が並ぶのは、 国を選ばず音色を聴く耳の表れ。 まらしぃ (ニコニコ動画→武道館) を Michelangeli の隣に置ける、 という階層感覚 がこの部屋の本質である。

Leopold Wlach (オーストリアのクラリネット) が1人だけクラリネット枠で混ざっているのが面白い。 これは 音色オタクの裏側 ── 「鍵盤じゃなくても、 音色がきれいなら聴く」 という小さな例外。

Sub-currents · 内部の支流

同じ部屋の中の 4つの支流

01. 黄金期ロシア・ピアニズム
Gilels・Rubinstein。 ベートーヴェン・ラフマニノフを金属の重さで弾く系譜。
02. 禁欲のイタリア
Michelangeli。 完璧主義の頂点。 「音は鳴っているのではなく、置かれている」
03. 21世紀日本の鍵盤
辻井伸行・Hayato Sumino・まらしぃ。 古典 × YouTube × 武道館。 「即興と楽譜の境界」を毎日攻めている。
04. 音色枠の例外
Leopold Wlach (CL)・Healing Piano。 鍵盤以外に小さく開いた窓。
Map · 音楽性の地図

アーティストを、2軸の上に置く。

↑ 黄金期巨匠 現代ピアニスト ↓ 独奏 ← → 協奏曲 MichelangeliIT GilelsRU RubinsteinPL/US KissinRU 辻井伸行JP Hayato SuminoJP まらしぃJP フジ子・ヘミングJP
Featured Albums · 代表盤

8枚の 代表盤

Michelangeli
The Art of Arturo Benedetti Michelangeli
完璧主義の極致。 「音は鳴っているのではなく、 置かれている」
辻井伸行
Selected
触覚で世界を読む人の音。 視覚抜きでも美は構築できるという証明。
Hayato Sumino
かてぃん作品
古典 × YouTube世代。 「即興と楽譜の境界」を毎日攻めている。
まらしぃ
ちょっとつよいクラシック
ニコニコ動画から武道館へ。 大衆と古典の橋を独力で架けた人。
Gilels
Beethoven Sonatas
金属の重さでベートーヴェンを弾く黄金期ロシア派の代表。
Rubinstein / Reiner
Rachmaninoff Piano Concerto 2 (1956)
古典録音の到達点のひとつ
Evgeny Kissin
Great Pianists 20th Vol.58
現代ロシア派の知的な続き
フジ子・ヘミング
Tchaikovsky Piano Concerto 1 (UCCD-1086)
「遅咲きの伝説」と呼ばれた人。 トロイカの一筆書き。
Cross-Genre Bridges · 脊椎との接続

Pianism Spine の本流。 Healing (Kosemura, Anoice)Violin&Celt (2Cellos) へ橋。