たった16枚だが、 ピアノ独奏の精鋭が揃っている。 Michelangeli・Gilels・Rubinstein・Kissin、 そして 辻井伸行・角野隼人 (Hayato Sumino)・まらしぃ・フジ子・ヘミング。
これは クラシック音楽という「教養」の部屋ではない。 もっと狭くて深い ピアニズム という部屋である。 交響曲全集はおいてない。 「タッチ」 と 「呼吸」 で選ばれた17名の手の動き。
辻井伸行 → Hayato Sumino → まらしぃ という日本の系譜が並ぶのは、 国を選ばず音色を聴く耳の表れ。 まらしぃ (ニコニコ動画→武道館) を Michelangeli の隣に置ける、 という階層感覚 がこの部屋の本質である。
Leopold Wlach (オーストリアのクラリネット) が1人だけクラリネット枠で混ざっているのが面白い。 これは 音色オタクの裏側 ── 「鍵盤じゃなくても、 音色がきれいなら聴く」 という小さな例外。
Pianism Spine の本流。 Healing (Kosemura, Anoice) と Violin&Celt (2Cellos) へ橋。